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人工ボディーの色合わせ

人工ボディーの色合わせ

"まるで血が通っているかのような 本物らしさ"を追求

株式会社アヘッド ラボラトリーズ
メディカル技術部
杉田真梨様

COMPANY PROFILE

1990年ロスアンジェルスにて創立、1994年日本支社設立。 人工ボディーとは人体における先天的、事故、悪性腫瘍切除後などにより 顔、指、手足、乳房など欠損した患者さんに人工物を使用し 精密に作成された人体修復物を装着し審美と機能を回復する治療法です。

  • ルーチ・スペクトCアルミLEDスタンドライトを使用して、人工ボディーの着色作業を行っている様子。

肌本来の赤みの再現性が高く、 より自然に見える色合わせが可能に

今回取材させていただいた杉田さんは、人工ボディーはお客様が日常生活の中で使用されるものなので太陽光(自然光)の下でより本物らしく見えることが重要とされています。そのため色味については特にこだわって作られており、製作に際しては、実際にお客様の肌の色と合わせての着色作業が行われています。同じ人でも肌の色は日焼けや体調によって微妙に変化するため、日によって使い分けが出来るよう少しずつ肌色を変えて同じパーツを3種類製作することもあります。それほど色味にこだわりを持つ現場において、従来の照明器具は肌の赤みが飛んでしまう器具が多いと杉田さんは感じていました。しかし今回ルーチ・スペクトCのアルミLEDスタンドライトを使用したところ、肌の赤み(血色)が飛んでしまうことが無く、より繊細な色の調合や着色が可能になりました。

お客様の不安を少なくし、 安心感を与えられる

製作に関しては色の再現性が上がり、お客様の本来の肌色を再現できるので仕上がりがきれいです。しかしものづくりの観点ではないところでも、この照明には価値があると杉田さんは感じています。人工ボディーは、お客様の社会復帰を助ける役割も担っており、初めて訪れるお客様は不安や期待を抱いて製作現場へいらっしゃいます。「太陽光(自然光)にちかい照明を使っていること」は、日常生活において人工ボディーがより自然 に見えることを考えたものづくりが出来るということです。杉田さんは、この照明を導入することで、お客様の不安を少なくし、安心感を与えられるとおっしゃっていました。そこに、この照明の新しい価値が見出されたのではないでしょうか。

使用商品


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